ニキビを治す為の重要なポイントを確認しよう!
出来てしまったニキビはなかなか治りにくいですね?
そこで、こちらのサイトでは、改善方法から日頃のお手入れ方法、また予防やニキビ跡について詳しく記載しています。
目次一覧はこちらになります。
1,ニキビ肌に本当に必要なのは保湿ケア
2,ニキビを治すために必要なのはタンパク質!
3,ニキビと睡眠の関係って何?寝不足だと悪化する理由
4,腸内環境を整えることでニキビを改善
5,ニキビに良い成分は?ビタミンC誘導体
6,ニキビ予防にピーリングって効果あるの?
7,ニキビ跡が出来てしまったら?対処法はあるの?
ニキビ肌に本当に必要なのは保湿ケア
脂性肌は過剰に分泌される皮脂でニキビができそうなイメージがありますよね。
そのため、ニキビで悩んでいる方はさっぱり系や皮脂を取り除く化粧品を使う傾向があります。
しかし、本当に必要なのは保湿ケアです。
乾燥肌はバリア機能が低下しており、外部刺激から肌を守るために角質を厚くします。
肥厚した角質で毛穴の出口がふさがれてしまし、皮脂がたまりやすい状態になります。
皮脂分泌が少ない乾燥肌でも、毛穴の力が低下しているため、毛穴に皮脂がたまってしまいニキビになります。
脂性肌も肌内部は乾燥しています。
潤い不足を補うために過剰に皮脂が分泌されるのです。
保湿をすることで肌の生まれ変わりが整い、バリア機能が回復してきます。
肥厚していた角質も次第に薄くなり、ニキビができにくい状態に近づきます。
そこで、おすすめの保湿成分はセラミドです。
肌の水分保持力の80%を担う細胞間脂質の大部分を構成するのがセラミドで、人の肌にもともと存在している成分です。
低刺激で肌への浸透が高く、高い保湿力があります。
バリア機能の回復を促す働きもします。
いくつかセラミドに種類があるのですが、ヒト型セラミドはもともと肌に存在しているセラミドと構造が似ており、高い浸透力と保湿力があります。
ニキビを治すために必要なのはタンパク質!
チョコレートなど油っぽいものを食べるとニキビが悪化した経験がありませんか。
肌は食べたものでできているので、ニキビを治すためには食事の見直しが大切です。
肌は主にタンパク質でできているのでタンパク質を摂ることが必要です。
カロリーを気にして肉や乳製品を控える女性も少なくありませんが、タンパク質が不足してしまい、ターンオーバーが乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れると、古い角質が蓄積して毛穴がつまり、ニキビができやすくなります。
ターンオーバーを整えることでニキビの治りがよくなるので、タンパク質をしっかり摂るようにしましょう。
肉や乳製品にはニキビを悪化させる飽和脂肪酸が多く含まれているので、魚や大豆製品などから摂取することがおすすめです。
大豆には女性ホルモンのバランスを整えるイソフラボンも含まれています。
毎食手のひら一枚分のタンパク質食品を目安に食べましょう。
朝は忙しくて食事をする時間がなかったり、お腹が空かないこともあると思います。
そんなときは豆乳など簡単に口にできるものを食べるとよいでしょう。
お昼はパスタやパンなど単品メニューになりがちで、炭水化物に偏った食事になっています。定食だとタンパク質も摂れます。
夜は消化によい食事をしましょう。白身魚、豆腐などが消化によいです。
ニキビと睡眠の関係って何?寝不足だと悪化する理由
睡眠不足は肌に悪影響を与えるとよく知られていますが、睡眠不足はニキビも悪化させます。
ではなぜ睡眠不足でニキビが悪化するのでしょうか。
睡眠不足は肌の過角化をもたらします。(肌が厚くなる事。)
角質が肥厚すると毛穴の出口をふさいでしまい、皮脂が分泌できずたまってしまいます。
毛穴に皮脂がたまるとニキビになり、アクネ菌が繁殖すると炎症を起こして赤ニキビとなります。
肌の生まれ変わりは夜に行われています。
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌の修復などが行われています。
また、ただ睡眠をとればいいのではなく、時間も大切です。
成長ホルモンが分泌されるのは、眠ってから始めの深いレム睡眠のときで、22時から2時くらいまでの間です。
同じ睡眠時間でも昼間に眠るのと夜に眠るのでは違うのです。
次に、睡眠不足はホルモンバランスにも影響を与えます。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、二つのバランスが保たれることで体のバランスが整います。
自律神経が乱れると皮脂分泌が活発になりニキビが悪化します。
さらに免疫も低下します。免疫が活性化するのは寝ている間です。
この、免疫が低下するとアクネ菌に対抗する力が低下し、ニキビができやすく治りにくい状態になります。
12時くらいまでには眠るようにして、少なくても6時間は睡眠時間を確保することで肌代謝が整いニキビができにくい状態となります。
腸内環境を整えることでニキビを改善
腸内環境を整えることでニキビを改善
便秘に悩んでいる女性は肌荒れでも悩むことが多いようです。
ニキビも便秘が関係している肌トラブルの一つです。
便秘がひどくなるとニキビが悪化するという経験がある方もいると思います。
ニキビを治すためには洗顔をしたり、化粧品でケアすることも大切ですが、便通をよくして体の中からケアすることも大切です。
便秘は体内に老廃物がたまった状態です。
悪玉菌が繁殖して有害物質をたくさん作りだすようになります。
有害物質は血液に取り込まれて全身をめぐり、汗や皮脂などとともに排泄されます。
有害物質は肌の刺激となり、肌にダメージを与えてニキビを作ります。
この、腸内環境をよく保つために摂りたいものが乳酸菌です。
乳酸菌は腸内環境を整えて便通を促します。
便通がよくなると悪玉菌が作り出す有害物質が減り、血液がきれいになって肌もきれいに生まれ変わってきます。
乳酸菌を含む食べ物には、
- ヨーグルト、
- 漬物、
- みそ
などがあります。
ヨーグルトの場合は1日100g以上を食べることが目安です。(100gあたり50円程度です。)
漬物やみそ汁なら便通をよくするために必要な食物繊維も一緒に摂ることができます。
口からとった乳酸菌は腸に定住しないので毎日食べ続けましょう。
食品以外にもサプリメントを利用するのもよいでしょう。
ニキビに良い成分は?ビタミンC誘導体
ニキビによい成分の一つにビタミンC誘導体があります。
ビタミンCと同じ成分のような気がしますが違うものです。
ビタミンCは不安定な物質で、化粧品に配合しても肌のバリア機能を通過できず肌に浸透しません。
ビタミンC誘導体はビタミンCを改良して安定性を高め、肌への浸透力を高めたものです。
肌に浸透すると酵素の働きでビタミンCに変換されて、ビタミンCと同じように働きます。
ビタミンCは美肌によい成分としてよく知られていますが、
- メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを予防する、
- できてしまったシミを薄くする、
- コラーゲンの生成を助ける
といった働きがあります。
ニキビによい理由は、抗炎症作用でニキビの炎症を抑えたり、皮脂分泌を抑制するからです。
赤いニキビはアクネ菌が繁殖して炎症が起こっており、放置しているとニキビ跡ができる可能性があります。
しかし、ビタミンC誘導体が炎症を鎮めることで、ニキビ跡の予防が期待できます。
また、過剰な皮脂分泌は毛穴をつまらせてニキビを悪化させます。
ビタミンC誘導体は皮脂分泌を抑制して毛穴つまりを解消します。
このビタミンC誘導体には
- 水溶性、
- 親油性、
- 水溶性と親油性の両方の性質を持つもの
の3つがあります。
浸透力がよいといわれるのが水溶性と親油性の両方の性質を持つものです。
化粧水、美容液、クリームなど、水溶性のものにも油溶性のものにも配合できます。
ニキビ予防にピーリングって効果あるの?
ニキビは毛穴がつまることでできます。
乾燥や摩擦などが原因で肌に古い角質が蓄積すると、毛穴の出口がふさがれて皮脂が毛穴にたまってしまいニキビが悪化します。
古い角質は通常の洗顔では落とすのが難しいです。
毛穴つまりを解消するために行いたいのがピーリングや酵素洗顔です。
角質はタンパク質でできているので、洗浄成分では落とすことが難しいですが、
ピーリングや酵素洗顔には、タンパク質を柔らかくする働きがあるので、古い角質を取り除いてくれます。
ピーリングにはAHAやサリチル酸を配合した石けんを使用します。
自分の肌に合ったものを選んでください。
酵素洗顔はパウダー状になったものが多いです。
- どちらもよく泡立てて洗います。
- こすると肌を傷つけて乾燥が悪化し角質がたまりやすくなるので、泡を転がすように洗いましょう。
- すすぎ残しがないように、ひと肌よりもぬるいお湯で20回はすすぎます。
ピーリングや酵素洗顔をやりすぎると肌が弱ってしまうので週に1回までにします。
洗顔後は肌を守るために保湿をしましょう。
乾燥を防ぐことで肌の生まれ変わりが整い、毛穴がつまりにくくなります。
定期的にピーリングなどを行って毛穴がつまらないようにしておけば、皮脂で毛穴がつまることもなくなり、ニキビができにくい肌になります。
ニキビ跡が出来てしまったら?対処法はあるの?
痕のようになってしまったニキビ跡もしっかりと綺麗になります。
出来てしまった種類によって対処法は異なりますので、タイプごとにそれぞれスキンケア方法を見ていきましょう!
色素沈着タイプのケア方法は?
ニキビが治った後にシミやそばかすのようなものができていたら、ニキビによる色素沈着です。
どうして色素沈着ができてしまい、どうすれば解消できるのでしょうか?
ニキビが悪化してアクネ菌が繁殖して炎症が起こると、アクネ菌に対抗するために活性酸素を発生させます。
活性酸素はアクネ菌だけでなく肌細胞も攻撃してしまい、肌は自らを守るためにメラニンを生成します。
紫外線を浴びるとメラニンができるのも細胞を守るためで、ニキビができたときもこれと同じ反応です。
メラニンはシミができる悪いイメージがありますが、細胞を守る役目があるのです。
この、メラニンによる色素沈着は美白化粧品を使用することで薄くなることが期待できます。
美白成分には
- ビタミンC誘導体、
- ハイドロキノン、
- トラネキサム酸、
- アルブチン、
- エラグ酸、
- ルシノール、
- コウジ酸、
- カモミラET
などがあります。
ビタミンC誘導体とハイドロキノンには、メラニンの生成を抑制する働きと、メラニンを還元して薄くする働きがあります。
その他の成分はメラニンの生成を抑制します。
すでにできてしまった色素沈着にはビタミンC誘導体やハイドロキノンを使用すると良いですね。
気になる部分があるなら、美容液やクリームのポイント使いや、必要な成分が配合されたニキビ跡化粧水を併用して使ってみましょう。
クレーター状のニキビ跡の対処法は?
ニキビでひどい炎症が起こるとクレーター状のニキビ跡ができることがあります。
真皮にまで達してしまったクレーター状のニキビ跡は、セルフケアで解決することは難しいので皮膚科を受診しましょう。
浅いクレーターならセルフケアで解決することもあります。
重要なポイント1点目として、紫外線対策をしっかりと行って下さい。
紫外線は肌にダメージを与えて、バリア機能を低下させ乾燥を進行させます。
肌の力が低下するとアクネ菌に対抗する力が低下したり、乾燥するとクレータータイプのニキビ痕が悪化するので、紫外線対策が重要です。
紫外線吸収剤や香料、着色料など刺激になる成分を使用していない日焼け止めを使用してください。
重要なポイント2点目は、クレーターニキビ痕を悪化させないためには、常に清潔に保つことが大切です。
しかし、過剰な洗顔は肌に必要な潤いまで落としてしまいます。
洗顔は朝と夜の2回まで、泡をよく立ててこすらないように洗いましょう。
洗顔後はすぐに保湿ケアをします。
保湿をすることで肌の生まれ変わりが整います。
重要なポイント3点目は、肌の生まれ変わりを整えるには栄養素も必要です。
タンパク質は肌細胞を作るために必要なので、毎食手のひら一枚分のタンパク質を摂るようにします。
消化吸収率やアミノ酸バランスが違うので、いろいろな食品からタンパク質を摂取してください。